四日市市山之一色町の整形外科・リハビリテーション科 もりした整形外科

TEL.059-330-0105

〒512-0906
三重県四日市市山之一色町2414番地1

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診療案内

当院の診療の特色

骨や筋肉、神経は、運動器という範疇に入ります。
運動器は、

  1. 骨や軟骨、靭帯などのPSS (passive substructure system)
  2. 筋肉成分である ASS (active substructure system)
  3. 神経などの NCS (neural control system)

の3つの成分から成り立ってます。

〔1〕PSSと〔2〕ASSが助け合って体を支え、〔3〕NCSでそれらの働きをコントロールしています。

〔1〕PSSと〔2〕ASSのあわせた能力が、必要とされる力より劣っていると、身体を支え切れることができなくなり、疼痛などのさまざまな症状を出します。

〔1〕PSSは、年齢とともにその能力は衰えていきます。
〔2〕ASSは、体の使い方次第で、強くなったり弱くなったりします。

レントゲンやMRIなどの画像検査は、主に〔1〕PSSを診ています。
手術治療は、主に〔1〕PSSの能力アップに一役買ってます。
手術以外の治療は、いかに〔2〕ASSの能力アップを図るかが、その本質です。

図

では、どうやって、〔2〕ASS:筋肉成分の能力を見極めたり、能力アップさせたりするのでしょう…!

その答えを見つけるために、診察や検査→リハビリなどの治療をしていきます。

リハビリテーション科とは

リハビリテーション科

リハビリテーション科とは、神経、筋、骨格の異常にもとづく運動機能障害者や心血管系の障害からの改善促進やがん症例における機能回復など幅広い対象に対して、医学的治療や治療的訓練を実施する診療科です。
脳卒中後片麻痺(半身麻痺)、頭部外傷後遺症、脊髄損傷、神経筋疾患、末梢神経障害、関節リウマチなどの骨関節疾患、慢性腰痛、四肢奇形または切断、脳性麻痺、小児神経疾患、急性心筋梗塞、慢性呼吸不全などから、再び社会生活ができるように運動能力の機能回復を目的とした治療を行います。
治療方法としては、運動療法、温熱・牽引・電気刺激などの物理療法、作業療法(日常生活訓練など)、装具療法、義肢作製、薬物療法などがあります。

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坐骨神経痛

坐骨神経痛

坐骨神経は、第4腰髄から第3仙髄より出た神経が集まって、腰から骨盤を経由してお尻へ、さらにももの後部を通って足へと向かう神経で、ひざから総腓骨(そうひこつ)神経と脛骨(けいこつ)神経に分かれます。全身の中でも、長く皮膚に近いところを通っており、寒冷、圧迫、外傷などの影響を受けやすいので、神経痛が起こりやすくなります。
坐骨神経痛の痛みは、ももの後部に沿って、ふくらはぎから足の裏にまで及びます。